最終更新日 2024年10月30日 by jpdonline
施設などの管理を担う業務に従事していなくても日常生活を営む上で複数の鍵を所持することは珍しくないですが、一つ一つが小さいからこそ複数個を管理するのは神経を使ってしまうものです。
そこで、複数個を一纏めにすることができるアイテムとして長年重宝され続けているのがキーホルダーであり、紛失するリスクを回避できる上に持ち運びやすくなります。
実は、一言でキーホルダーと言っても専門的な見地から考えた場合、キーリングという扱いの方が正しい事例が多いものの、現代では馴染みがあり理解しやすいという点からキーリングと一緒くたに取り扱いされるのが定番です。
構造は至ってシンプルで、追加と取り外しが簡単に完了させられるように切れ込みが入っており、指でつまみ少しの空間を確保しキーホールに通してスライドさせていくだけで装着が済ませられます。
持ち手を兼任する目的でプラスチック製の板や何らかの型を意識した装飾が備え付けられているのが通常であり、用途や氏名を書き記すことができ一目で他の物との区別がつきます。
基本的に会社や事務所などで使われる際は丸みを帯びたプラ版に目的を記したテープが貼れるようになっているのですが、個人的に使う場合は大きく様相が異なります。
それは、プラ版の代わりにキャラクターやロゴなどの形にカッティングするというギミックが施されている点であり、キーホルダーに多くの人々が魅了されコレクターに収集される理由でもあります。
本来の用途として主役のキーの持ち運びや管理を妨げないという目的に沿って製造されていることから、コレクションをしても嵩張ることなく小さなスペースで多くの製品を収納できるのです。
しかも、用いている素材や製造工程が安価なので入手に際して金銭的負担にならず買い求められます。
こうした人気の高さを受けて観光地などでは思い出の品として持ち帰ってほしいという願いを込め、オリジナリティがある商品を提供しているので、旅行に出かけた際にはお土産として求める定番品になりました。
そして、長い歴史の中で互いの関係性は大きく変化することになり、社会の情報化に伴いかつてのように鍵穴に差し込んで解錠するといったことが減りカードキーになったことからすっかりキーホルダーの役目が無くなってしまったのです。
そういった側面から今では本来であれば嵩張るとして不評であった立体的な形も増えてきており、一つの金属製品として支持されています。
キーホルダーは個性やセンスをあらわすアイテム
キーホルダーは鍵につけてまとめたり、使いやすくわかりやすくすることに使います。
またバックやお財布、携帯などにつける飾りとして使われることもあります。
その種類はとても多くあり、キャラクターのものやマスコットがついているもの、その他に懐中電灯やナイフ、工具がついているなど様々なものがあります。
値段がお手頃で小さいので、お土産、記念品、ノベルティグッズとして使われることがあります。
私が普段から使っているキーホルダーには、とても大切にしている理由があります。
もう10年以上前に、東京でとても素敵なものを見つけました、ある有名ブランドで革製品。
シンプルですが、値段が高くとてもハイセンスなデザイン。
ショーウィンドウの中にあってキラキラと輝いて見えました。
とても欲しいと思ったのですが、値段が高いことや今すぐに買う必要はないと思ったので諦めたのです。
少し後悔しましたが、そのうちに忘れてしまいました。
それから1年以上経ってから、同じお店かはわからないのですが全く同じものを見つけたのです。
月日が経過していたので、同じものがあるのがとても不思議でした。
その時はとても欲しいと思ったので、思い切って購入したのです。
そしてそれは今、現在も大切に使っています。
ご縁があったのですね。
キーホルダーというのは、その人の個性、センス、感性、好み、もっといえば理想や人生観があらわれていることがあります。
とても不思議なのですが、誰かとのお揃いのものをとても大切にしていたり、思い入れのあるデザイン、楽しかった旅の思い出。大好きな人からのプレゼント。お気に入りのキャラクターやブランド。仕事や趣味に関係のあるデザインなど。
私が持っているキーホルダーの中には、大切な人からもらった忘れられない宝物があります。
1つは私が幼い頃に兄が修学旅行で買ってきてくれたお土産。
とても可愛いこけしの形をしています。
どうして今でも持っているのかが不思議なくらい、いつも近くにあります。
もう1つは私が美容師をして働いてから、長い間お客様でいてくれる方がプレゼントしてくれたハサミの形をした小さなもの。
何てことないのですがとても気に入っていて、いつも仕事の道具につけて持ち歩いています。
それぞれの人生の中で、大切な人、大事にしていること、旅行や出来事の記憶、好きなことやこだわりなどいろいろな思い入れがあるキーホルダー。
その中にはその人だけの大切な何かが込められています。
※アクリルキーホルダー 安いより一部抜粋