東進ハイスクールについて

最終更新日 2024年10月30日 by jpdonline

大学受験の為の東進ハイスクール

東進ハイスクールとは大学受験のための予備校です。

ここは、他の予備校とは一味違った教育方式が有名なところです。

このような大手の予備校では今ではもはや珍しくもなくなったのですが、東進ハイスクールでは授業は講師の先生との対面方式ではなく、講師の先生が録画したDVDを見るという形式になっています。

これには利点があることはすぐに分かるでしょう。

まず、同じ授業をいつでも、何度でも視聴することができます。

自分が受けたい授業のDVDを借り出し、視聴しながら学習する形式

自分が受けたい授業、確認したい内容についてのDVDを借り出し、それを個人用のブースで視聴しながら学習する形式です。

これは、大教室に大勢の生徒が集まり、講師の先生の授業を一斉に受ける形式とは大きく異なります。

生徒によって理解度も違えば苦手としているところも違うはずなのに、このようにまとめて一斉に受ける授業では、予備校側は効率的だと感じているのかもしれませんが受ける生徒のほうは必ずしもそうではありません。

既に分かりきっていると思える授業では聞く価値がないと感じるかもしれませんし、一方でそこは自分は苦手としているからじっくりと考えながら聞きたいと思っても大教室での授業では質問することも容易ではなく、そのまま授業が進んでいってしまうこともしばしばです。

ですが、東進ではDVDを視聴する形式ですから、まず自分が既に分かりきっているような内容の授業を時間をかけて学ぶ必要がありません。

DVDを視聴する形式は、時間を有効に活用することができる

それだけ時間を有効に活用することができます。

そして、自分が苦手としている内容について集中して視聴することができます。

もちろん、理解があやふやだと思えば繰り返して視聴することも全く問題ありませんし、似たような内容の他のDVDを借りて、別の側面からその内容を理解しようと試みることもできます。

ちなみに、DVDであることの特長として、早送りなどももちろん可能です。

だいたい分かっているので内容をさっと一通り復習したいという項目であれば、このように早送りで視聴するといった、DVDならではの授業の受け方をするようなことも可能です。

早口にはなってしまいますが、板書などの確認には別に問題となるようなことはないでしょう。

ただし、このDVD形式は必ずしもよいことばかりではありませんので、注意しておく必要はあるでしょう。

当然ながらその場に講師の先生がいるわけではありませんので、授業の途中に分からない点が出てきたときにその場で講師の先生に質問を投げかけるようなことはできません。

ただ、この点に関しては、多くの人が疑問に思うところはじっくりと時間をかけて説明するDVDの作りになっていることが普通ですし、またもちろんDVDブースを離れてスクール内にいる別の講師の先生に質問を投げかけるようなことは可能です。

あるいは、一人で視聴するということにマイナス面を感じる人もいるかもしれません。

隣に別の生徒がいることで気合いが入るとか、ライバル心を感じるという人もいるでしょう。

そういう人にとっては、一人孤独にDVDを視聴しても何か身につかないような感じがするかもしれません。

一応、必ず一人で視聴しなければならないと決められているわけではなく複数名の生徒で同じDVDを視聴しても構いませんが、それこそ人によっていま学習したいところはそれぞれに異なることも多いでしょうから、その点でよほど合う人とでないと難しいかもしれません。
・参考サイト:東進msg評判

自分の好きな時間に必要な学習が行えるシステムには画期的なものがある

このようにマイナスと感じることもあるかもしれませんが、やはり自分の好きな時間に必要な学習が行えるというシステムには画期的なものがあります。

学習する時間、学習できる時間は人それぞれでしょう。

スクールが開いていさえすれば昼の2時でも夜の8時でも全く同じ内容が学習できるというのは、講師の先生を実際に前にした授業形式では実現することが困難だからです。

東進ハイスクールの最大の特長はこのDVD視聴システムですが、これ以外にも特徴はあります。

科目の分類が細かく分かれているのも特徴

例えば、科目の分け方というか分類の仕方です。

一般の高校のように、例えば数学、英語、化学、物理、現代文、歴史、地理などのような科目分類だけではないことが特徴で、このような分類よりももっと細かく分かれています。

これは、より自分の学習したい内容を深く掘り下げることができるという意味で、当初は確かに細かすぎて何が何だか分からないかもしれませんが役に立つと感じることも多いはずです。

東進ハイスクールの授業料は決して安くはないでしょう。

これも考えておかなければならないことの一つです。

科目の分け方の細かさがもしかすると授業料にも影響しているのかもしれませんが、一科目ごとに授業料がかかってきます。

どの科目を取るのかは十分に考えてからにしたほうが良いでしょう。

スクール側はやはり営利企業ですから、言いなりになっているとどんどんと科目を取らされ、その結果として思った以上に授業料がかかることになるかもしれないからです。